
Blenderを始めたばかりの初心者として、書籍『はじめての3Dモデリング Blender 4 超入門』を一通り最後までやってみました。
私はBlender 5を使用していますが、書籍はBlender 4が前提です。
そのため、基本的には進められるものの、仕様変更のため、書籍(Blender4)と画面(Blender5)に違いがある、といったこともありました。
この記事では、
- 初心者の私が実際につまずいた点
- 読みながら感じた良かったところ・注意点
- Blender5で書籍通りに進めるための対処法
をまとめています。
これからこの本でBlenderを始める方の参考になればうれしいです。
- 『はじめての3Dモデリング Blender 4 超入門』をやってみた全体の感想
- Blender4の本をBlender5で進めて困ったこと・違った点
- この本が向いている人・向いていない人
- まとめ|Blender初心者が一冊やり切って感じたこと
『はじめての3Dモデリング Blender 4 超入門』をやってみた全体の感想
初心者でも最後まで作れる構成だった
今回Blenderという3Dモデリングをはじめるにあたり、参考にした入門書は『はじめての3Dモデリング Blender 4 超入門』です。

Blender完全初心者の状態からでも、「とりあえず完成させる」ところまではちゃんと導いてくれる本だと感じました。
操作量は多いですが、順番に手を動かしていけば置いていかれる感じはありません。
ちなみに入門書、もう1冊やっています。本の比較記事はこちら↓
ショートカットと画面メニューが両方書いてあるのが助かった
この本の良いところは、
- ショートカットキー
- それに対応する画面メニュー操作
が両方書かれている点です。

正直、ショートカットは量が多くて一度では覚えられません。
そのため、
- 「今は画面メニューで覚える」
- 「よく使うものだけショートカットで覚える」
と、自分で選べたのはとても助かりました。
情報量はかなり多め。人によっては大変かも
内容はかなり盛りだくさんです。
「最低限の操作だけで、とりあえず完成させたい」
「細かい意味は後回しでいい」
というタイプの方には、
少し情報過多に感じるかもしれません。
逆に、理由や仕組みも含めてちゃんと理解したい人には向いていると思います。
Blender4の本をBlender5で進めて困ったこと・違った点
テンキーがなくてショートカットが使えない問題(p78)
書籍ではテンキーを使った「選択範囲の拡大・縮小」の操作が出てきます。
私はノートパソコンでテンキーがありません。
画面メニューにも操作はありますが、連続で使う場面があり、正直やりづらかったです。
そこでショートカットキーを割り当てました。
【設定手順(Blender5)】
1. 編集 → プリファレンス
2. 左メニュー「キーマップ」
3. 3Dビュー → メッシュ → メッシュ(グローバル) → 選択を拡大
4. キーボードを選択
5. 「キーを押下」の状態で 「Ctrl」+「+」 を押す
※「+」を押すと表記は「=」になりました
6. 左下の三本線メニューから「プリファレンスを保存」


※「選択を縮小」も同様に設定できます。
ちなみにテンキーを使うショートカットでよく使うものに、他にも視点操作があります。
テンキーがない場合はメインキーボードの数字に割り当てる方法をよく見かけます。
しかし、そうすると元々数字キーに割り振られている「頂点・辺・面選択を切り替える」が使えなくなってしまうため、私はひとまず割り振らず、画面クリックでおこなっています。
エクステンションAutoMirrorとミラーモディファイアーの役割を整理する(p85・p120)
どちらも「ミラー」に関係する機能で、初心者の私にはかなり混乱しました。
整理すると以下のような違いです。
- ミラーモディファイアー
→ もう半分を鏡のように生成
→ 片側だけ編集すれば両方に反映される - AutoMirror
→ 片側を削除した上で、もう半分を生成
→ さらにミラーモディファイアーを自動で追加
すでに両側が作られている状態でミラーモディファイヤを使うと、形状が重なってしまうので注意が必要です。
その場合は、片側を削除してからミラーモディファイヤを使う必要があります。

ブルーム設定で「ノードを使用」が見当たらない(p104〜)
書籍では、コンポジティングタブで「ノードを使用」にチェックを入れるとあります。
しかし、Blender5ではその「ノードを使用」チェックボックスがありません。
代わりに、コンポジティングタブの「新規」ボタンを押すことで解決しました。

ベベルで角が丸くならない(p145)
書籍通りに操作しても、ベベルをかけたはずの角が丸くならないことがありました。
原因は「断面の形状」が1.0になっていたことです。
これを0.5に変更したら、正しく丸くなりました。

なぜそうなっていたのかははっきり分かりませんが、
- 以前の操作
- ベベルモディファイヤを使った影響
などが関係していそうです。
あと今回は違いましたが、ベベルがかからない原因に、スケールが「1」になっていないという場合もあるようです。
配列モディファイヤーの項目が書籍と違う(p205)
配列モディファイヤーを使う場面で、書籍通りに
[生成] → [配列]
を選ぶと、その後の設定項目が本と一致しませんでした。
Blender5では、
[生成] → [配列(旧)]
を選ぶと、書籍と同じ項目構成になります。

マテリアル設定厚さの「値」がない?(p294)
仕様変更でもなんでもなく私がうっかりだっただけですが一応…
マテリアルの設定で、厚さという項目を「値」に変更するという手順。
ないなーまた仕様変更かなーと思っていましたが…
選択肢の画面を下に移動したらありました。値。
マウススクロールでは出なかったので、気付くのに時間がかかりました。

この本が向いている人・向いていない人
向いている人
- Blender完全初心者
- 操作だけでなく意味も知りたい
- 多少つまずいても調べながら進められる
向いていないかもしれない人
- 最短ルートで完成だけしたい
- 情報量はできるだけ少ない方がいい
- 仕様変更による違いにストレスを感じやすい
まとめ|Blender初心者が一冊やり切って感じたこと
Blender4向けの本をBlender5で進める中で、
細かい違いにつまずく場面はありました。
それでも、最後までやり切れたことでBlenderへの抵抗感はかなり減ったと感じています。
これからこの本を使う方は、「書籍と違っても仕様変更かもしれない」と思いながら進めると、少し気持ちが楽になるかもしれません。
同じようにBlender初心者の方の参考になれば幸いです。
この後どうなったか?はこちらです。